出口の無い部屋

要はマジカオス。 初めていらっしゃった方はカテゴリーの〈はじめに〉をお読みください。

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【サンダーソニア】No.3 

もう忘れ去って欲しい、サンダーソニア第三回。

なぜか、〈天才〉ちゃんも名前よりも先にてんびん座と決まっていた。

そんなんだからいつまでも三流以下でスキルアップできないんだぞ、私!!


サンダーソニア No.3

 彼の名前と正体を知ったのは、あれから二週間も経っていた。
 文理混合クラスとはいえ、同じクラスで気付かない自分の無関心さが妙に笑えた。



 愛想笑いに疲れて、大会が終わって3日ばかり学校を休んだ。
 どうせ、大会の時期だから自習ばかりで授業も進まない。しばらくは愛想笑いとさよなら。

 3日ぶりの学校。一限はもう始まってる。
 わたしは人のいない正門からの並木道をゆっくり歩く。色づく木々の合間にそれは3日前と同じくそこに立っていた。
 ――いや、変化があった。
 変化はB4の紙が二枚貼付けてあること。私は一度躊躇い、しかし、気になるという好奇心に負けた。
 一面は「天才 活躍」の見出し。
 ああほら、予想通りじゃないか。勝手にもしかしたらと期待して裏切られて落ち込むなんて。なんて自分勝手。
 気落ちした気持ちを考えたくないと頭は見出しに集中しはじめた。もっと上手い書き方があると思う。書かれたいとはかけらも思わないが。
 写真が二枚載っている。
 一枚は推測するまでもなくわたし。
 視線は記事を読むことなく下りていく。
 二枚目の写真。
 既視感。そして次の瞬間、声をあげそうになった。
 あの時の、長身の男子生徒がテニスラケットを持ってそこにいた。

 矢賀 優一、というらしい。
 よくよく記事を読めば、同じクラスということも分かった。
 わたしのクラスは文系理系の混合クラスだ。彼は理系なのだろう。文系の授業でそこまで背の高い男の子はいない。

 私は記事から目を離し、教室へと足を向けた。
 

 少しだけ興味を持った。
 そこにいて何も思わないのかと、聞いてみたくなった。



矛盾してないかw
収拾がつかない……
〈モノカキ@長〉 | トラックバック(-) | CM(0)
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